盛岡市での破風・雨樋交換工事の施工事例
こんにちは!今回は、岩手県盛岡市で行った破風(はふ)と雨樋(あまどい)の交換工事についてご紹介します。住宅のメンテナンスの中でも、破風や雨樋は見落とされがちな箇所ですが、実は建物全体の耐久性や美観に大きく影響します。盛岡市の気候条件では特に、雪や雨が多いため、定期的なメンテナンスや交換が必要です。今回は、築20年以上のお宅での交換工事の事例を通じて、その重要性と工事の詳細についてお伝えします。
1. お客様からのご依頼と現地調査
今回のお客様は、築20年以上の住宅にお住まいで、特に冬場の積雪と雨が多い盛岡市の気候の影響で、破風板と雨樋の劣化が気になるとのことでした。屋根や外壁のメンテナンスは定期的に行われていたものの、破風や雨樋は長年手をつけていないとのことで、今回の交換工事のご依頼をいただきました。
現地調査を行ったところ、破風板には塗装の剥がれや木材の腐食が見られ、特に風雨にさらされやすい端の部分がかなり劣化していました。雨樋も同様に、経年劣化によって割れや変形が生じており、雨水の流れがスムーズにいかない状態でした。特に、冬場に積もった雪が溶けて落ちる際に、雨樋が一部破損している箇所が確認されました。
2. 破風と雨樋の役割
破風と雨樋の役割について簡単にご説明します。破風は、屋根の端部に設置されている板で、主に風雨や雪から屋根や軒先を守る役割を果たしています。破風がしっかりしていることで、屋根内部への雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を保つことができます。また、破風板は外観にも影響を与えるため、定期的なメンテナンスが美観を保つ上でも重要です。
一方、雨樋は、屋根に降り注ぐ雨水を集めて適切な場所へ排水するための設備です。雨樋が正常に機能しないと、雨水が外壁や基礎部分に直接流れ込み、建物にダメージを与えることになります。特に、盛岡市のように雪や雨が多い地域では、雨樋の劣化や詰まりが雨漏りや外壁の劣化の原因となるため、定期的な点検と交換が必要です。
3. 工事の準備と計画
現地調査の結果をもとに、お客様と打ち合わせを行い、破風と雨樋の交換工事を進めることになりました。今回は、破風板には耐久性の高いガルバリウム鋼板を、雨樋にはこれまでと同様材の金属製のものを使用することになりました。
施工前には、周囲の住環境に配慮し、足場を設置して安全に作業が行えるように準備しました。また、お客様には工事期間中の騒音や振動についてもご説明し、安心して工事を進められるよう努めました。
4. 破風板の交換工事
まず、破風板の交換作業から始めました。古い破風板を取り外すと、下地部分にも一部腐食が見られたため、必要に応じて補修を行いました。特に、風雨に直接さらされる場所では劣化が進みやすいため、腐食部分はしっかりと補強し、新しい破風板が確実に固定できるようにしました。
次に、ガルバリウム鋼板を使用して新しい破風板を取り付けました。ガルバリウム鋼板は、軽量でありながら非常に耐久性が高く、長期間にわたり風雨に強い特性を持っています。また、錆びにくいため、外観を美しく保ちながらもメンテナンスの手間を減らすことができます。取り付けの際には、隙間ができないように丁寧に施工し、防水対策も万全に行いました。
5. 雨樋の交換工事
破風板の交換が完了した後、次に雨樋の交換作業に移りました。古い雨樋は一部破損しており、雪の重みで歪んでいる箇所もありました。これにより、雨水が適切に流れず、地面に直接落ちてしまっている状態でした。
まず、古い雨樋を慎重に取り外し、取り外し後に軒先や屋根周りの清掃を行いました。その後、新しい樹脂製の雨樋を取り付けました。樹脂製の雨樋は、軽量でありながら耐久性に優れ、特に雪や氷による負荷に強いという特長があります。また、錆びにくいため、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。
取り付けの際には、雨水がスムーズに流れるように勾配を調整し、接続部分には防水のためコーキングをしっかりと施しました。さらに、雪の多い盛岡市の気候に対応できるように、適切な位置に「雪止め金具」も取り付け、雪による雨樋へのダメージを最小限に抑える工夫を施しました。
6. 仕上げと最終確認
雨樋の取り付けが完了した後、全体の仕上げと最終確認を行いました。破風板や雨樋の接合部に隙間がないか、雨水が適切に流れるかどうかを細かくチェックし、必要に応じて微調整を行いました。特に、冬場の雪解け水が問題なく流れるかどうかをシミュレーションし、勾配や排水口の配置が適切であることを確認しました。
お客様にも最終的な仕上がりを確認していただき、「これで雨や雪に安心して暮らせます」とお喜びいただけました。見た目もすっきりとした美しい仕上がりで、住宅全体の外観が引き締まりました。
7. 破風・雨樋交換の重要性とメンテナンスのポイント
今回の工事を通して、破風板や雨樋の交換が住宅の耐久性や美観にどれほど重要かを改めて感じました。特に盛岡市のような雪や雨が多い地域では、こうした部分の劣化が進みやすいため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
破風板は風雨から屋根や軒先を守る役割を果たし、雨樋は雨水を適切に排水することで建物全体の耐久性を保つ重要な役割を担っています。今回使用したガルバリウム鋼板や樹脂製の雨樋は、どちらも耐久性に優れており、長期間にわたって安心して使用できる材料です。お客様にとっても、今後のメンテナンスの手間が減り、長く快適に住み続けることができるのは大きなメリットです。
最後に
私たちは、常にお客様の期待を超えるサービスと品質を提供することを目指しています。創業以来、地域の皆様に支えられ、信頼を築いてきたことに深く感謝しています。そして、これからもその信頼に応えるために、一層努力を重ねてまいります。
お客様一人ひとりのご要望に真摯に耳を傾け、最適な提案を行うことが私たちの使命です。私たちは、お客様とのコミュニケーションを大切にし、長く続く信頼関係を築くことを心掛けています。どんな小さな疑問やご相談でも、お気軽にお寄せください。
私たちは、お客様の笑顔を何よりの喜びとし、その笑顔を増やしていくことを目標としています。これからも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
私たちは、地域に根ざした企業として、常にお客様に最高のサービスを提供することを目指しています。そのためには、優れたチームメンバーが欠かせません。当社では、あなたの個性や経験を活かし、共に成長していける仲間を求めています。
働く環境は、社員一人ひとりが安心して自分の力を発揮できるように整えています。充実した研修制度やキャリアアップ支援、福利厚生など、社員の成長と生活をサポートする取り組みを行っています。また、フラットで風通しの良い社風も当社の魅力の一つです。チームワークを大切にしながら、挑戦を楽しめる方をお待ちしています。
あなたの情熱とスキルを、ぜひ私たちのフィールドで発揮してください。新しい仲間として、一緒に未来を創り上げていけることを楽しみにしています。
・エントリーフォーム
採用情報 | 屋根板金工事は岩手県花巻市の株式会社鎌田鈑金工業 (kamaban-recruit.jp)
・Instagram
https://www.instagram.com/iwate_premium_yanecreator/
・公式Line
https://lin.ee/N6ZuJhx
Before
After
-
竣工日
2024年9月
-
場所
岩手県盛岡市
-
施工内容
盛岡市 破風・雨樋工事
-
施工者
石ケ森健太、中村雄哉