今回は、岩手県内の住宅で行った竪樋(たてどい)の予備樋の交換工事についてご紹介します。お客様からは、つぶれてしまった予備樋の修理のご依頼をいただきました。
現場の状況とお客様の要望
ご依頼を受けたのは、二階建ての一般住宅です。お客様は竪樋の一部がつぶれていることに気付き、調査を依頼されました。調査の結果、1階の屋根に伸びている竪樋(予備樋)がつぶれていました。
調査と診断
現地調査では、予備樋の一部がつぶれており、交換をする必要があることが判明しました。
工事計画
お客様のご要望を踏まえ、以下の工事計画を立てました。
1. 既存の予備樋の撤去
2. 新しい予備樋の設置
3. 接続部のシーリングと最終チェック
施工の流れ
1. 既存の予備樋の撤去
まずは、つぶれてしまった予備樋を慎重に取り外します。予備樋は竪樋に接続されているため、竪樋を傷つけないように注意を払いながら作業を進めました。
2. 新しい予備樋の設置
次に、新しい予備樋を設置します。選定したのは、これまでと材質や色が同じの予備樋です。これによりデザイン性も良く、長期間使用することができます。
予備樋を竪樋に合わせてカットし、接続部をビス等でしっかりと固定します。特に接続部分はビスの位置によって水漏れが発生しやすいため、水漏れが発生しにくい部分にビスを打ちました。予備樋の取り付け角度や位置も調整し、雨水がスムーズに流れるように設置しました。
3. 接続部のシーリングと最終チェック
新しい予備樋の設置が完了した後、接続部分を再度確認しました。水を流してテストを行い、接続部や予備樋全体に水漏れや滞留がないことを確認しました。全てのチェックが完了し、工事は無事に終了しました。
施工後の状態
施工完了後、お客様に確認していただいたところ、「雨水がしっかりと流れるようになり安心しました」とのお言葉をいただきました。新しい予備樋は見た目にもスッキリとしており、住宅の外観にも調和しています。
まとめ
今回の予備樋交換工事では、つぶれてしまった予備樋を同一素材、同一色の耐久性の高いものに交換することで、雨水の排水機能を回復させました。竪樋や予備樋の劣化は、雨水の排水に大きな影響を与えるため、定期的な点検と早めの対応が重要です。
もし、竪樋や予備樋に不具合を感じた場合は、ぜひ当社にご相談ください。鎌田鈑金工業は、迅速で丁寧な対応を心がけ、皆様の住まいの快適さを守るお手伝いをいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました
Before
After
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場所
岩手県花巻市
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施工内容
花巻市 予備樋交換工事