変形した軒樋を救う!修理工事の施工事例と方法

 今回は、青森県八戸市で行った軒樋の修理事例をご紹介します。お客様からのご依頼は、長年の風雪により変形し、機能を果たさなくなった軒樋の修理でした。

現場の状況

 八戸市は冬季に降雪が多く、軒樋には常に過酷な環境が続きます。今回のお客様宅では、特に南側の軒樋の一部が変形しており、大雨の際には水が溢れ出す可能性のある状態でした。

調査と診断

 現地にて詳細な調査を行ったところ、軒樋の変形は主に積雪や氷の重み、そして強風によるものであると考えられました。また、軒樋を支える金具の老朽化も進んでおり、これがさらなる変形を引き起こしていました。

修理計画

 調査結果をもとに、以下の修理計画を立てました。

1. 既存の軒樋の撤去: 変形がひどく、部分的な修理では対応できないため、対象箇所の撤去を行います。
2. 新しい軒樋の設置: 耐久性の高い素材を使用した新しい軒樋を設置します。
3. 金具の交換: 老朽化した金具を全て交換し、しっかりと固定することで再度の変形を防ぎます。

施工の流れ

1. 既存の軒樋の撤去

 まずは、既存の軒樋を慎重に取り外します。変形した部分は特に取り外しにくく、周囲の屋根材を傷つけないよう細心の注意を払いながら作業を進めました。

2. 新しい軒樋の準備

 新しい軒樋として、耐久性の高い材料を採用しました。耐久性が高く、八戸の厳しい気候にも耐えられる素材です。軒樋の長さや角度を正確に測定し、カットして準備を整えました。

3. 金具の交換と軒樋の設置

 古い金具を取り外し、新しいステンレス製の金具を取り付けました。ステンレスは錆びにくく、長期間の使用にも耐えられるため、今回の修理に最適です。金具をしっかりと固定した後、新しい軒樋を取り付けました。接続部分にはシーリング材を使用し、水漏れを防ぎます。

4. 最終チェック

 軒樋の取り付けが完了した後、水を流して最終チェックを行いました。流れがスムーズであること、水漏れがないことを確認し、問題なく作業を終えることができました。

施工後の状態

 新しい軒樋は非常にしっかりと固定され、見た目も美しく仕上がりました。お客様からも「これで大雨や雪の時も安心です」とのお言葉をいただき、大変喜んでいただけました。

まとめ

  今回の修理では、耐久性と機能性を重視して施工を行いました。八戸のような厳しい気候条件下では、軒樋のメンテナンスが重要です。定期的な点検と必要な修理を行うことで、建物の長寿命化が図れます。もし、軒樋の変形や水漏れなどの問題が発生した場合は、早めの対応が大切です。当社では、無料での点検も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
 最後までお読みいただきありがとうございました。今後も皆様の安心で快適な住まい作りをサポートしてまいります。

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  • 場所

    青森県八戸市

  • 施工内容

    八戸 軒樋修理

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