コロニアルスタイルの屋根は、その独特の形状と美しさから人気がありますが、経年劣化や風雨による影響で、葺き替え工事が必要になることもあります。今回は、実際のコロニアル葺き替え工事の施工事例をご紹介します。どのような工程で進められるのか、是非ご覧ください!
1. 施工前の状況確認:
コロニアルの葺き替え工事を行うにあたり、まずは屋根の現状を確認します。古くなっている瓦や傷んでいる箇所があるかどうか、また、木部の腐食や劣化も確認します。この段階で必要な補修や補強があるかをしっかりと確認し、施工計画を立てます。今回は傷んでいる箇所が雪止より上の部分だったため、その部分の葺き替え工事を行いました。冬季に雪止め部分より上部に雪がたまり、傷んでしまったと考えられます。
2. 瓦の取り外しと下地処理:
工事が始まると、まずは古い瓦を取り外します。取り外した瓦は丁寧に保管し、後で再利用することもできます。その後、屋根の下地を確認し、必要に応じて補修や補強を行います。下地がしっかりとしていないと、新しい瓦を葺くことができませんので、この工程は非常に重要です。
3. 瓦の葺き替え:
下地処理が完了したら、いよいよ新しい瓦の葺き替え作業を行います。瓦は一つずつ慎重に葺かれ、ピッタリとはまるように調整されます。コロニアルの屋根は、瓦の形状や角度が絶妙に重なり合うことで美しい屋根造りが実現されます。
美しいコロニアルスタイルの屋根を保つためには、定期的なメンテナンスや葺き替えが必要です。お住まいの屋根に問題がある場合は、専門の業者に相談してみることをおすすめします。安心して暮らせる美しい屋根を手に入れましょう!
Before
After
-
場所
岩手県花巻市
-
施工内容
コロニアル葺き替え工事